Raw material and technology of SEIRIN Acupuncture Needles

セイリン鍼の原料と技術

セイリン株式会社は、高度なナノテクノロジーを融合させた垂直統合生産システム企業であり、厳格な品質管理と品質保証により、安全・安心な鍼を提供し、世界中のお客様から信頼を得ています。

原材料には、厳選された高品質の日本製ステンレス鋼線使用

セイリン鍼は、JIS日本工業規格に準拠した日本製の高品質ステンレス鋼線と、セイリン独自の厳しい選別仕様により、最高品質の原材料から生産されています。
1/1000mm単位で制御する独自の補正技術

ステンレス鋼線の巻き癖を矯正し、直進加工を行うセイリン独自の矯正技術により、1/1000mmの管理を可能にし、規格に適合した線径仕様の精度を確保しています。さらに、加工部品の表面に応力や損傷を与えず、コンバーティングマシン上でステンレスワイヤーの良さを認識することが可能です。
鍼先形状を均一に研削する独自の研削技術

セイリン独自の鍼先加工技術により、均一で丸みを帯びた滑らかな、痛みの少ない鍼先形状を実現しています。鍼先加工後は、工程内検査を一括して行い、鍼先の形状や鍼の長さの寸法精度を厳しくチェックしています。
公差2μmの独自の最先端加工技術

セイリンの最先端加工技術は、公差2μmを実現し、極細糸を球状にシャープに加工する量産化を実現しました。また、患者さんへのやさしさを追求し、細い部位にも使用できるよう、先端を丸めた鍼を開発しました。これまでの研削加工と「超先端研削加工」技術の確立により、これまでにない球状でシャープな極細線の量産加工を実現しました。
厳密な多段階洗浄工程

製造工程で鍼に異物が付着しないように、いくつかの段階の洗浄作業が実施される。クリーンルーム厳しい環境管理のクリーンルームでは、蒸留水による洗浄と無塵乾燥機による乾燥で洗浄が完了する。洗浄。人が触れない作業体制です。洗浄された鍼は、拡大顕微鏡で一括検査されます。拡大顕微鏡で鍼の状態を一括して入念に検査します。
独自のシャンク挿入成型技術とシャンクとチューブの超音波溶接により、患者に安全で痛みの少ない治療の提供

埋め込み成型により、鍼シャンクの中心が鍼体に均等に接合できるため、鍼体に与えるダメージを和らげながら、鍼体のブレを防ぐ仕様となっています。また、回転時に筋繊維を傷つけないため、患者に痛みを与えない安全な治療を行うことができます。さらに、鍼柄と鍼管が約1mmの位置で超音波溶着されているため、一度鍼柄を鍼管から外すと復元することが不可能であり、使い捨ての無菌鍼を完全に保証する完璧な設計となっています。
無菌性保証

通製造工程の徹底した環境管理と滅菌バリデーションの実施により、無菌性を確保。エチレンオキサイドガス（EOG）処理により滅菌。無菌性保証レベルSAL 10-6を達成し、滅菌工程が極めて高い無菌性基準を満たしていることを示しています。